TIPS_002 / 髪も頭皮も冷水で「整う?」

暑さがジリジリと増してきた。毎年この季節はお天道様に修行を課せられている気分だ。
ただその分秋になった頃の涼しい夜風が殊の外心地よく感じるのは灼熱の夏があるお蔭かもしれない。

サウナで「整う」という言葉をよく耳にするけど、暑さが大の苦手な私にとってサウナブームは無縁の存在。ただでさえお風呂は暑いのに、その上100℃近い空間でひたすら耐えるなど拷問ではないか。という感覚。しかしサウナ好きの知人はその暑さとその後に入る水風呂のギャップがたまらないらしい。
灼熱に耐えた達成感、暑さから解放されたリラクゼーションは解からないでもないが、それでもサウナはちょっと、という人は私だけではないはず。

そんなアンチサウナ民でも自宅で簡単に整う方法がある。それは「頭と髪に冷水をかぶる」ことだ。「はぁ?」という声が聞こえてきそうだが、この暑い季節だからできるヘアケアと頭皮の健康に一石二鳥の方法だ。

髪のキューティクルは温度が高くなると開き、温度が低くなると閉じる性質がある。例えば38℃のお湯で髪を濡らすとキューティクルが開いた状態になり、トリートメントが浸透しやすくなる。入浴後、室温で冷やされることによりキューティクルが閉じ、ヘアケア成分が髪内部に定着しやすくなるのである。私たちは無意識ながらこの仕組みを利用してヘアケアをしている。

それをもっと極端にするのが、冷水を髪にかけるという方法。お湯で髪を洗ったり、寝ぐせ直しをしたあとに冷水(シャワーの水で十分)をかけることで急速にキューティクルが閉じ、髪も締まるのでヘアケア成分も定着しやすく、髪も広がりにくくなるのである。その際に頭皮にも一緒に水をかけてあげると、お湯で温まった頭皮が急に冷やされることで血行が促進され新陳代謝が上がる。つまり育毛や白髪予防にも効果的というわけだ。

また、水を頭にかけることで交感神経が優位になるので朝に行うとこの上ない眠気覚ましにもなるだろう。外出後に夏の空気で温まると今度は副交感神経が優位になるのでリラックスした気分で夏の通勤を乗り切れるかもしれない。そう、子供の時の夏休み、プール帰りに道を歩いている時のホワホワした心地よいあの感覚。

夏の水道水でも水温は18℃くらいなので、いきなりかぶらずに髪から少しづつ慣らしてドキッ!としないように気を付けながら、ぜひお試しを。

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  • コメント ( 2 )

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  1. しほこ

    水をかぶるのは、シャンプーの後?トリートメントの後?
    トリートメントを水で流す感じなのかな??

    • queens_admin

      コメントをいただきましてありがとうございます。「トリートメントを水で流す」が理想的ではありますが、冷たくてつらいと思いますので、トリートメントをお湯で流した後、最後に水で仕上げる。がお勧めです。

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